【全国ダブル】S4使用構築
レート2074、2位。
【前語り】
シーズン中盤に瞑想を積むカプレヒレが強いと気づき、徐々に補完を煮詰めていった。
また安定して勝利を積み重ねるためには確実性が必要と考え命中率に重きを置いた。
とにかく今期は確率の下振れが大きかったが、1度構成を見直した末に原因を見つけ出すことができたのは大きな収穫であった。
【構築の主なコンセプトなど】
まずはこちらから見ていただきたい
ガルーラサンダー展開
+
最もオーソドックスな形。猫騙し追い風をした後、盤面を制圧しながらカプレヒレで瞑想を積んで行く。
追い風をせずとも高い火力数値からの制圧も可能な柔軟性を持つ。
ガルーラレヒレ展開
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オーソドックス展開その2。シンプルに猫騙し瞑想の動きをする。安定性こそ高いがアドバンテージを取り辛い印象がある。取れるとしたら眼鏡レヒレを警戒され両守るをされた時くらいか。
ランドレヒレ展開
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並びからわかる通りカプレヒレを動かしたい形。この選出の良さとしては威嚇を入れながらカプレヒレをちらつかせることでランドロスを引いてガルーラやモロバレルをほぼ無償で出すことが出来る。猫騙し瞑想や怒りの粉瞑想はとても強力な動きとなる。
ランドサンダー展開
+
ガルーラレヒレを除いた上記二つの展開を組み合わせたような形。初手から威嚇を入れながら追い風を展開すると見せかけ、サンダーは守りながらランドロス引きガルーラ出しで猫騙し追い風とワンテンポ遅らせアドバンテージを取りに行く動きをする。
【使用個体】
ガルーラ@メガストーン
特性 肝っ玉
性格 意地っ張り
実数値(メガ進化前)203(180)-161(252)-101(4)-✕-102(12)-118(60)
技構成 恩返し/不意打ち/猫騙し/蹴手繰り
203ガルーラ。最低限のSラインを確保出来ている。
この構築のコンセプトにおいて猫騙しは必須、恩返しは優秀なメインウェポンである。
不意打ちは使い辛さこそあったが縛りが可能な場面を広げる、ゴーストへの打点、火力補強などを考えると必要か。
また蹴手繰りの採用はやはりナットレイ、バンギラス、ギガイアスの存在が大きい。これらのポケモンを如何に素早く処理出来るかが勝敗を分ける。
サンダー@デンキZ
特性 静電気
性格 控えめ
実数値 195(236)-✕-105-194(252)-110-123(20)
技構成 10万ボルト/目覚めるパワー(氷)/追い風/守る
準速70属抜き
環境に電気が一貫していたため採用に至った。
10万ボルトはメインウェポン、目覚めるパワーはピンポイントではあるが環境に多いランドロス、ボーマンダへの大打点となる、追い風は優秀なS操作である。
守るは確実に追い風を展開し、確実にZ技を消費させるに必要不可欠な物。Z技を一方的に消費させられた時のディスアドバンテージは大きい。
何故見切りではなく守るなのかについては触れないとする。
カプレヒレ@イアのみ
特性 ミストメイカー
性格 控えめ
実数値 176(244)-✕-135-161(252)-150-107(12)
技構成 ムーンフォース/熱湯/守る/瞑想
4n(HP44以下できのみ発動)
様々な状況を左右する構築の核となりうるポケモン。
その優秀な耐久と特性を活かし瞑想を積むことで確実に勝利へ近づく。
濁流ではなく熱湯なのはやはり命中率に重点を置いたことが大きい。濁流は必ずと言っていいほど外し、自身で勝手に理不尽さを感じて下振れをしていると勘違いしていた情の根源である。
サンダーやカプコケコと対面した時は極力守って安定行動をして行きたいが読まれることも多い。時には強気な動きが必要。
終盤近くになると瞑想カプレヒレが繁殖し瞑想を積まれる度に毛髪が抜け落ちていた。
特性 再生力
性格 呑気
実数値221(252)-✕-134(252)-105-101(4)-31(個体値0)
技構成 キノコのほうし/怒りの粉/クリアスモッグ/エナジーボール
キノコのほうしはフィールドにより弱体化されたようにも思えるが使い勝手は悪くなかった。怒りの粉は縛りを解除したい場面でとても活きる。エナジーボールは良くも悪くも最低限の打点として用意した。クリアスモッグについては終盤に瞑想レヒレが増え始めどうにか出来ないかと考えた結果の策である。他にも腹太鼓カビゴンや小さくなるラッキーなどの対策が難しいポケモンにも刺さる良い技であった。こちらのモロバレルも瞑想レヒレに伴い増加しつつある印象がある。
ランドロス@拘りスカーフ
特性 威嚇
性格 陽気or意地っ張り
実数値165(4)-216(252)-110-✕-100-143(252)
技構成 地震/岩雪崩/馬鹿力/蜻蛉帰り
初め~半ばまではフェローチェやメガプテラを意識して陽気で運用していたが、絶妙に火力が足りず命取りになった試合が幾つか心残りし意地っ張りへ。
更にミラー戦や汎用性を意識するならジメンZが良いのだが上から雪崩を撃てないのが非常弱く、リザードンやカプコケコに対して役割を持てなかったのが引っかかりスカーフへ。
使ってみて感じたのは岩雪崩を撃たれて怯むのは運や確率が問題の全てではなく立ち回りや構築にも欠陥があると考えるべきということ。
技構成はこれで完結している。
ヒードラン@シュカのみ
特性 貰い火
性格 控えめ
実数値198(252)-✕-126-200(252)-127(4)-96
技構成 熱風/守る/大地の力/火炎放射
ヒードラン自体決して強いポケモンとは言えないのは事実だが代わりがいないというのが現状。
シュカのみは発動機会こそ少ないが活躍の機会も多く、行動保証という意味合いもあって採用価値は高い。
火炎放射も炎技を打つ度に命中不安の熱風を撃つのはどうかと考えての策であり、ワイドガードをもつテッカグヤやギルガルドに対し役割を遂行出来る優秀な技であった。
【レートに関しての余談】
今期は上位にこそいたが這いつくばるのが精一杯だった。自分の能力に限界を感じた。
そして私は大富豪を始めた。大富豪オンライン(https://itunes.apple.com/jp/app/da-fu-haovs/id895700579?mt=8)だ。楽しいぞ。やろう。
やりたい人はリプ送ってね(Noahs_ark_poke)
暫くレーティングから身を離そうと思っていると共にレーティングの更なる発展を願っている。
最後まで見てくれてありがとう。
終わり